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Les iles d'hyeres |
キャバレールの街からひとつの島が見えます。 ひと夏ずっとキャバレールのビーチで働いていた私は よほどの悪天候でない限り、毎日その島と顔を合わせていましたが 行ったことはありませんでした。 しかし、ビーチの仕事が終了してすぐの10月の初めに、島へ行く機会を持つことができました。 1日だけ、小さな小さな「ヴァカンス」です。 |
訪れた島の名前はルヴァン島(Ile du Levant)と言います。 島はかなり大きいのですが、人が住んでいる地域は写真に収まっている範囲程度です。 その理由は後ほど…。 |
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「キャバレールから見える島」の港に到着したところです。 港と言っても、2艘分の船しか入らない小さなものです。 この日の船内は観光客の他にいくつかの生活物資(例えばミネラルウォーター)それに、工事作業に行く人達と作業機材、などが乗っていました。 船は島と大陸を結ぶ唯一の線、生活の一部というやつです。 対岸に見えるのは隣の島、クロス港島(Ile de port Cros)。 私を含め何人かの乗客を降ろした船はこの後、この隣島へと向かっていきました。 |
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少し離れるとご覧の通り「手付かずの自然」(悪く言うと僻地)がここにもありました。 ほとんどが岩に囲まれていて砂浜はごくわずかしかありません。 そのかわり、岩場でも海まで降りれる所があれば、そこがあなたの「プライベートビーチ」になるわけです。 もちろん私もこの日、ひとつの岩場を「占領」して、泳いできました。 水は少し冷たく、長くは泳ぎませんでしたが、その分日光浴を楽しんできました。 |
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島に着いてから知ったのですが、この島の土地の9割以上が「軍用地」つまりフランス軍(たぶん海軍)のものでした。 一般居住地域と軍用地は全て金網+有刺鉄線で仕切られていて、中に入ることは出来ません。 |
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「軍用地」なんて物々しい雰囲気をかもし出しているかと思うと、こんな場所もあったりします。 この先に「島でも貴重な」砂の海岸、つまりビーチがあるのですが、看板にはだいたいこんなことが書いてあります。 「自然を愛する人の為のビーチです、だから人間も服とか着ないで自然な姿にならなきゃダメよ。 あ、イヌの散歩はやめてね。」 そういうことなのです…。 |
今回訪れたルヴァン島をはじめとするイエール諸島 7・8月のヴァカンスのシーズンは以下の周辺地域から船が出ています。 ・キャバレール港(Cavalaire sur Mer) ・ラヴァンド港(le Lavandou) ・イエール(Hyeres) ・サン・トロペ(St.Tropez) ・ラ・クロワ・ヴァルメール(la Croix Valmer) また、詳細については今回利用した汽船会社のHPをご覧ください。 |
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